コロナ禍に合わせたルームシューズを
近年、多くの人々の日常や生活様式が大きく変わったことで、スリッパやルームシューズに求められる要素も変化しつつある。昨今の流れや、開発に至った経緯について長谷川さんはこう話す。
「2020年からコロナ禍となり、『運動不足』『コロナ太り』などで悩む消費者に向けた商品が増える中、『健康サポート』をテーマにした室内履きに、女性向けのかわいらしさがあるデザインのものが少ないことに着目しました」
以前、長谷川さんが開発した「オンアングル」のように、スポーティーな機能性スリッパや健康管理をテーマにした商品は他にもたくさんあるが、「機能的でありながら女性らしいデザインを兼ね備えたルームシューズをつくれないか」というところから、今回のルームシューズの製作がスタート。通常半年のところを約1年半かけて企画開発したという。
「2020年からコロナ禍となり、『運動不足』『コロナ太り』などで悩む消費者に向けた商品が増える中、『健康サポート』をテーマにした室内履きに、女性向けのかわいらしさがあるデザインのものが少ないことに着目しました」
以前、長谷川さんが開発した「オンアングル」のように、スポーティーな機能性スリッパや健康管理をテーマにした商品は他にもたくさんあるが、「機能的でありながら女性らしいデザインを兼ね備えたルームシューズをつくれないか」というところから、今回のルームシューズの製作がスタート。通常半年のところを約1年半かけて企画開発したという。
新商品「COREFEELルームシューズ」とは
「COREFEEL」というブランドを大切にしようと、あえてブランド名をそのまま表現した1足。コンセプトは「デザイン性を重視しながら、実は足の健康をサポートするルームシューズ」だ。ブランドテーマである「素足よりナチュラル」のイメージを壊さないよう、ナチュラルな世界観を意識しながら、家での時間を大事にしたい女性に向けたアイテムとして、見た目に「健康」や「スポーツ」を感じさせないデザインに仕上げた。また、靴のようにオブリーク形状のラストを採用した丸みのあるフォルムと、風合のよい素材を起用。サイド部分には「COREFEEL」というブランドロゴも刻印されている。
「スリッパはソールに髪の毛が付いて気になるという声が多いので、このルームシューズには髪の毛や汚れなどが付きにくく、多少汚れても水拭きで対応できるPU素材を使用しています」
さらに、カラーバリエーションは長谷川さん自身の好みを取り入れたライトピンクを含め、温かみのある5色を展開。かかと部分はあえて別のカラーでアクセントを加えており、ライトピンクとマスタードには夏向けにアイボリー、その他は冬向けにカラーリングを施したという。細部にわたって長谷川さんのこだわりが凝縮された一足となっている。
「スリッパはソールに髪の毛が付いて気になるという声が多いので、このルームシューズには髪の毛や汚れなどが付きにくく、多少汚れても水拭きで対応できるPU素材を使用しています」
さらに、カラーバリエーションは長谷川さん自身の好みを取り入れたライトピンクを含め、温かみのある5色を展開。かかと部分はあえて別のカラーでアクセントを加えており、ライトピンクとマスタードには夏向けにアイボリー、その他は冬向けにカラーリングを施したという。細部にわたって長谷川さんのこだわりが凝縮された一足となっている。
サイドにさりげなく刻印されたブランドロゴがワンポイントに。
フェミニンな淡いライトピンクとアイボリーの組み合わせ。
独自に開発したインナーソール
機能面は、グループ会社であるアシックス商事株式会社の協力を得て「HAZUP」インナーソールを搭載し、履いて歩くことで足指のつかむ力に作用するよう設計。足指下に設置した「トゥグリップ」と、つま先部分の「立体メッシュ構造」で、足指のつかむ動作を促し、着用し歩くことで、足の健康をサポートすることを目指した。
製作するうえで特に意識した点を、長谷川さんはこう語る。
「インナーソールで最も重要なトゥグリップの位置を、ルームシューズのサイズ感に合わせるため何度も調整を重ねました。スリッパのように簡単に履けるのは楽なのですが、かかとがないものは足でつかむ作用が機能しないということが開発段階で課題となり、今回は靴のようにあえてかかと部分を付けたんです。とはいえ、靴のようなフィット感にしてしまうと、おうちでせっかくのリラックスタイムにくつろげませんよね。フィッティングを重ねながら、歩いても脱げない、それでいてくつろげるフィット感で少しゆったりとした履き心地に仕上げていきました。サイズも約1㎝刻みで割と広めなつくりにしていますし、靴のような屈曲性にこだわり、歩きやすさも重視しました」
足にやさしくなじむフィット感は、こうした努力の積み重ねや試行錯誤の末に生まれたものだ。
「インナーソールで最も重要なトゥグリップの位置を、ルームシューズのサイズ感に合わせるため何度も調整を重ねました。スリッパのように簡単に履けるのは楽なのですが、かかとがないものは足でつかむ作用が機能しないということが開発段階で課題となり、今回は靴のようにあえてかかと部分を付けたんです。とはいえ、靴のようなフィット感にしてしまうと、おうちでせっかくのリラックスタイムにくつろげませんよね。フィッティングを重ねながら、歩いても脱げない、それでいてくつろげるフィット感で少しゆったりとした履き心地に仕上げていきました。サイズも約1㎝刻みで割と広めなつくりにしていますし、靴のような屈曲性にこだわり、歩きやすさも重視しました」
足にやさしくなじむフィット感は、こうした努力の積み重ねや試行錯誤の末に生まれたものだ。
足へのフィット感が絶妙なCOREFEELルームシューズ。
「ちょっといい毎日」へ。をキーワードに、動画やリーフレットを特別に制作した。
家でも気分が上がるような1足に
最後に、活用シーンやCOREFEELルームシューズへの思いを語っていただいた。
「見た目はナチュラルで、家での日常に取り入れやすいデザインなのに、実は健康をサポートするアイテムとして開発しています。お部屋で使ってほしいので、普段使いの1足として取り入れていただきたいですね。履くことで、くつろぎの時間はもちろん、家事、育児、仕事の時間も気分が上がるような、そんな1足になれば嬉しいです」
丸みのあるフォルムがかわいらしく、体にも嬉しいCOREFEELルームシューズ。おうち時間に活躍する日常履きとしてぜひ選んでほしいアイテムだ。
「見た目はナチュラルで、家での日常に取り入れやすいデザインなのに、実は健康をサポートするアイテムとして開発しています。お部屋で使ってほしいので、普段使いの1足として取り入れていただきたいですね。履くことで、くつろぎの時間はもちろん、家事、育児、仕事の時間も気分が上がるような、そんな1足になれば嬉しいです」
丸みのあるフォルムがかわいらしく、体にも嬉しいCOREFEELルームシューズ。おうち時間に活躍する日常履きとしてぜひ選んでほしいアイテムだ。